バレエ シャンブルウエスト「フェアリーテイルズ」

4月7日(土)に、新国立劇場 中劇場で、バレエ シャンブルウエスト第53回定期公演「フェアリーテイルズ 〜妖精物語〜」(全幕)を見た。

オーケストラピット使用で、東京ニューシティ管弦楽団(福田一雄指揮)&吉田真穂(ピアノ)の生演奏。

1階座席は、6列が最前列。

4時30分開演で、コンサートふうに第1部が小品集で35分、20分の休憩が入って、第2部が「フェアリーテイルズ」(全3景)で、60分。

プログラム(1000円)によると、「フェアリーテイルズ」は、シャンブルウエストのオリジナル作品。(台本発案:児島なおみ、作曲:石島正博、演出振付:今村博明・川口ゆり子)

いまは隠居している老画家が、その才能を開花させるきっかけとなった、若き日の妖精たちとの思い出話を、たずねて来た孫たちに語る、というのが大枠の設定のようだが、正直なところ、あらすじを読んでも、その内容をステージから見取るのは、私には困難だった。
あまりストーリーにこだわらず、そのイメージをバレエとして表現したものとして鑑賞すればよかっただろうか。


子役は女の子が10人、小さな花の妖精役で、踊る。
(石川怜奈、飯塚萌乃、佐々木万璃子、横田友梨恵、川口りさ、今井理紗子、捧杏名、藤田睦子、谷川汀、木浦愛)

かのDVD、「基礎からはじめる 子どものためのバレエ入門」上・下巻 でおなじみの、佐々木万璃子ちゃんだ!他にも、同DVDに出ていた名前が。


座席はかなり前方だったのだけれど、奥行きのせいか、オーケストラピットの影響なのか、思っていたより舞台は遠く感じた。(横着しないで双眼鏡を持って行けばよかった…)


なお、プログラムを見ると、前日、6日の公演「ブランカ」(全幕)にも、子供役で男の子と女の子がひとりずつ(神野洸一、佐々木万璃子)出演している。佐々木万璃子ちゃんが出たのなら、6日のも見たかったな。

ということで、何はともあれ、バレエ シャンブルウエストを初鑑賞。
12月には「くるみ割り人形」を見てみたい。