豪華座長共演で「忠臣蔵」

前々から一部情報が出ていたが、座長格の俳優が豪華共演する、明治座の舞台「忠臣蔵」の概容が明らかになった。
公演期間は、2007年3月3日〜4月22日。明治座会長だった故三田政吉さん(享年95歳)の追善公演として行なわれ、同劇場ゆかりの俳優の競演が実現する。
いまのところ、決定ずみの配役は、大石内蔵助松平健、妻りくに三田佳子。他に、藤田まこと西郷輝彦赤木春恵淡島千景音無美紀子林与一の出演が決まっている。
演出、石井ふく子。脚本、宮川一郎



明治座“オールスターズ”結成(日刊スポーツ)
『(三田会長の)一周忌を迎える来年、故人にささげる公演の企画が持ち上がり、歴代の「明治座オールキャスト」の公演が実現した。三田芳裕社長は「長年お付き合いのある方に声を掛けたら、賛同してくれた。明治座を愛してくださるお客さま、地域の皆さんに、明治座ドリームチームの公演でご恩返ししたい」。

マツケン、三田佳子、藤田まこと、西郷輝彦で超豪華「忠臣蔵」(スポーツ報知)
9月に女性の目線を通して描いた「女たちの忠臣蔵」が好評だった石井さんに演出を依頼。くしくも石井さんの父親は新派の名優だった伊志井寛さん(享年71歳)。「最後に立った舞台が明治座でした」という縁も重なり、快諾を得た。
この舞台には浅野内匠頭、その妻、遥泉院は登場しない予定で新しい解釈もふんだんに盛り込まれる。