コマ劇場で、コロッケ奮闘公演を観劇
8/9(月)、新宿コマ劇場で、コロッケ奮闘公演を観劇。
お芝居の「泣きむし万吉奮闘記」が、1時間50分。
35分の休憩を挟んで、
「コロッケのものまねオン・パレード 2004」が、1時間30分。
というタイムテーブル。
ただし、私が観劇した4時開演の回のじっさいの終演は、8時10分頃だった。
プログラムは、1000円。
まず、「泣きむし万吉奮闘記」は、
コロッケ座長が奮闘するが抑えた演技、役柄もあり、おいしいところは小松の親分(小松政夫)さんがごそっと持って行っちゃう、といったところ。
この手の、大劇場公演に馴染みがないと、ちょっと長く感じるかも知れない。
あらかじめプログラムを見たり、舞台を見慣れているひとなら、「落ち」は大体予想がつくと思うが、それでも面白いのは、ベテランコメディアンの芸の力だろう。
子役は、鵜澤正太郎、酒井一世 両君の交互出演。
登場シーンは竹トンボを飛ばしている、貧乏所帯のけなげな男の子、千代吉役。
けっこう大事なセリフもあるし、双子の赤ん坊たち(人形だ)の世話をして、おしめを替えたり。
私が見た回は、鵜澤正太郎くんで、くせのない はきはきしたセリフに、見た目もかわいい。
この子がいると、貧乏所帯がちょっと明るくなるような、そんな雰囲気を持っている。さりげなく双子の人形を撫でたりするしぐさが、(演技というより)お兄ちゃんらしく見えて、好感度の高い男の子。
休憩後の「コロッケのものまねオン・パレード 2004」は、いわずと知れた物真似ショー。
アクロバットダンスや曲芸のメンバーを加えての趣向も。
また、ものまねをはなれて、瀧川広志名儀でのうたも披露。
コロッケさんて、コロッケ、構成・演出の滝川ひろし、歌手の瀧川広志、と名前を使い分けているのだね。