配信 人権ファミリーミュージカル「大人になったピノッキオ」

THEATRE UBUNTU

人権ファミリーミュージカル
「大人になったピノッキオ」

 第1部 人権ファミリーミュージカル「大人になったピノッキオ」
 第2部 スペシャルコンサート

https://theatreubuntuby53pro.wixsite.com/theatreubuntu

公演・イベント:THEATRE UBUNTU人権ファミリーミュージカル 大人になったピノッキオ


脚本・演出:岡田匡平
作曲・編曲:久田菜美
作詞:岡田匡平 和田一詩 高橋真冬
企画・キャスティング:鳴門市地域おこし協力隊



2月21日(日)に、鳴門市文化会館で上演された上記公演の第1部

人権ファミリーミュージカル「大人になったピノッキオ」

の有料配信(配信期間は、2021年4月10日14:00から5月10日13:59まで。視聴チケットは2000円、手数料別)

【Confetti Streaming Theater】 『大人になったピノッキオ』☆配信チケット |お得な公演チケットサイト Confetti[カンフェティ]

を見たので、配役などをメモしておこう。


配信時間は、約54分。


出演:田中隆雅(ピノッキオ) かとう唯(妻) 内田莉紗(たぬき) 中山サミ(きつね) 治田敦(ライオン) 高橋真冬(ライオネス) 床櫻なつ美(テラー) 浜畑賢吉(たぬきのパパ)


人権問題の啓発ミュージカルとあって、登場人物(の3組のカップル)たちの状況と抱えている問題がえがかれ、登場人物それぞれの心情が丁寧に語られる。

設定の妙に加えて、押し付けがましいところがないので、素直に見ていられるし、啓発舞台としてはとてもいい感じの作品。

人形から人間になったピノッキオとその理解者のはずの妻は、不妊治療を巡って気持ちがすれちがう。種族を超えて結ばれたタヌキとキツネは女性同士のペアで、養子を迎える準備をしている。ライオンの夫婦は妻が働き、主夫として家事や子育てをする夫はライオンなのにヴィーガンである。

語り手(テラー)が、ただのストーリーテラーでなかったことが明かされる結末は、後味のよさに一役買っている。