映画「アルプススタンドのはしの方」

映画「アルプススタンドのはしの方」

監督・編集:城定秀夫
脚本:奥村徹
原作:籔博晶 兵庫県東播磨高校演劇部


出演:小野莉奈(安田あすは) 平井亜門(藤野富士夫) 西本まりん(田宮ひかる) 中村守里(宮下恵) 黒木ひかり(久住智香) 平井珠生 山川琉華 目次立樹(厚木修平)


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アルプススタンドのはしの方(2020) | SPOTTED PRODUCTIONS



公開日の延期が告知されていた「アルプススタンドのはしの方」の新たな公開日は、7月24日(金)。


メイン4役のビジュアルを見ると、基本的に昨年6月の浅草九劇での舞台と同じだけれど、小野莉奈ちゃんの髪が短いとか、中村守里さんが映画ではメガネをかけてる、っていうちがいにも注目。

小野莉奈ちゃんと西本まりんちゃんが着ている東入間高校のTシャツは、浅草九劇の物販で売っていたので、私も同じ色のを買った。

もともとの高校演劇では東播磨高校だったのが、昨年の舞台では東入間高校という関東(埼玉)の高校になっていて、セリフの関西弁色はなくなっていた。対戦相手の甲子園常連校は高校演劇版と同じで、平成実業。


浅草九劇の公演では、高校演劇版には登場しなかった先生が出て来たので、それにともなって脚本に手が入っていたのと、高校演劇版では一塁側のアルプススタンドのはしの方だけで進行していたのが、浅草九劇ではスタンド裏の自販機があるあたりでのシーンが加えられてもいた。

浅草九劇での上演時間は1時間15分で、高校演劇版より20分ぐらい長かったが、これは、登場人物や場が増えただけでなく、「5年後」の、社会人になった4人のシーンが書き足されていたから。

映画の上映時間も1時間15分になっているし、昨年の平塚球場での撮影時のエキストラ募集では、甲子園のシーンの撮影とは別日にプロ野球の観客役も募集していたから、映画でも5年後のシーンがありそう。

セリフには出て来ても舞台には登場しない久住智香が、映画には登場するので、宮下恵とのライバル関係が映画の見どころのひとつにもなっているのかな。