エトワール!1 くるみ割り人形の夢


昨年の11月に、下記の本が出ていたと知ったので、遅ればせながら買って来て、読んだ。


梅田みか 作、結布 絵「エトワール! 1 くるみ割り人形の夢」(講談社青い鳥文庫、650円+税)

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062855945


かのバレエ小説「海と真珠」の作者による、ジュニア向けのバレエ小説。

大人が読んでも、おもしろい(少なくとも私はおもしろく読んだし、ときには目頭が熱くなったりも)。小・中学生向けなので、短い時間で読めちゃう。

小学5年生の主人公・森原めいが、バレエスタジオの10周年記念発表会の「くるみ割り人形」全幕で、クララを踊るまでの挑戦、迷いや葛藤、そして、バレエを通しての成長がえがかれる。

すでに、シリーズとしての続刊が決まっていて、次回作の「2」は、「白鳥の湖」を取り上げるとのこと。

主人公のみならず、彼女を取り巻く登場人物たちの今後も、楽しみだ。