幻戯書房の新刊
3月25日発売予定の、幻戯書房(http://www.genki-shobou.co.jp/)の新刊2冊。
http://genkishobo.exblog.jp/20351083/
渡辺保「煙管の芸談」(2500円+税)
『助六は遊女からの「煙管の雨」を嬉しそうに浴び、弁天小僧菊之助はゆすりがばれても、実にうまそうに煙草を吸う。弁慶が大酒のみでなかったならば「勧進帳」はどれほどつまらぬものか、魚屋宗五郎が杓ですくって飲む酔いざめの水のうまさよ。雪の朝の煙草から恋がはじまり、三々九度の盃には悲劇が隠れる。』
『あまたの芝居を観てきた劇評家によるエッセイ、酒・煙草・水を柱にした歌舞伎案内。』
竹岡準之助「白夜の忌 三浦哲郎と私」(2200円+税)