幻影の「昭和芸能」 舞台と映画の競演


藤井康生『幻影の「昭和芸能」 舞台と映画の競演』(森話社、3600円税別)

http://www.shinwasha.com/050-0.html

〜 『滝の白糸』『国定忠治』『忠臣蔵』……かつて日本人が愛した新派・新国劇・歌舞伎の舞台の数々は、くりかえし上演され、たびたび映画化された。これら名作・人気作品の舞台と映画の関係を検証して、国民文化の華といえる「昭和芸能」の魅力を探り、人々の心をとらえた人気の秘密に迫る。〜


先日、この本を買った。

まだほとんど読んでいないのだけれど、目次を見て「あとがき」を読んだだけでも、わくわくする内容。

取り上げているのは、舞台の名作で、映画化された作品。大阪の季刊誌「上方芸能」に連載した「映像の中の芸能」を書き改め、まとめたもの。なお、同連載はまだ続いているとのことだ。