浅草公会堂の舞台写真など


昨日(14日)は、午後3時〜、新春浅草歌舞伎 第2部を観劇。

その前に、午前10時15分〜、MOVIXさいたまでの映画「鈴木先生」舞台挨拶(男子生徒チーム)付き上映を見ていて、すでに10時前から雪になってはいたのだけれど、映画の上映が終わって、1時頃には、もう電車もまともに動いていなくて、さて、どうしたものかと。大雪だし、安全策で家に帰っちゃうという判断もあったけれど、11000円のチケット(しかも良席)を無駄にするのはもったいない気がした。

宇都宮線高崎線は止まっていて、京浜東北線は遅れながらも動いていたが、この先どうなるか分からない感じだったし、さいたま新都心駅では、埼京線は動いているので、北与野駅へ移動して埼京線に乗って山手線に乗り換える、などという経路の案内までしていた。いちど、駅に停車中の上野行きがまもなく動きそうだというアナウンスがあったけれど、その後、取り消しになり、イライラ感は募るばかり。

迷っていたところに、下りの京浜東北線が来たので、それに乗って大宮へ戻り、大宮駅から新幹線に乗ることにしたら、問題なく上野まで行けて、銀座線で浅草へ。

浅草公会堂は、舞台写真が出ていて、張り切って買おうとしたら、太刀持音若(市川福太郎くん)の写真はなくて、がっかり。部屋子になったのなら、写真が出るかと期待していたし、新春浅草歌舞伎の舞台写真は少しサイズが大きいから、楽しみだったのに。(いちばん最近買った秋山悠介くんが写っている舞台写真はといえば、昨年の市川中車襲名披露で帝の写真に写っていた小姓)

何も買わないのも癪なので、「毛谷村」の幕切れの、六助と弥三松の写真を購入。今回の幕切れの六助は、椿の枝を背に挿して、右手に持っているのは紅梅のほうなのだね。(いつも見る「毛谷村」だと、紅梅を後ろの襟のところに挿すのだけれど) で、弥三松が臼の上に立つときは、臼の上に板を敷いてある。・・・というのも、写真だけでなく舞台を見ても確認。

海老蔵丈の「寿初春 口上」では、この日は降雪とあって、雪と成人の日にまつわる話を織り交ぜて。普段は車を運転して来るが、この日は、地下鉄に乗って劇場に来たとのこと。(地下鉄に乗ったのは10年ぶりっていってたっけ?) 一部報道等に、「口上」での「にらみ」は最初の3日間だけとか書いてあったと思うが、この14日も「にらみ」をやっていたから、このままずっとやりそう…

雪のせいだろう、遅れて来るお客さんも多かったが、補助席も並んでいて盛況な客席だった。

帰路の上野駅では、もうほとんど電車は麻痺状態。幸いに、東北、上越新幹線は動いていたので、無事に帰れた。「たにがわ」というのがちょうどホームに停まっていたのでそれに乗ったら、自由席はガラガラに空いていた。