坂東玉三郎特別舞踊公演(日生劇場)


10月2日(日)は、日生劇場で、坂東玉三郎特別舞踊公演を見た。

例のインタビューで、「傾城 吉原絵巻」は道中を出すというから、期待して見に行ったが・・・あんな花魁道中があるのか?!とキツネに化かされたような気分だった。とはいえ、この公演は、玉三郎舞踊リサイタルのようなものだから、的外れな期待をした私が莫迦なのだ。

いつもなら、先にプログラム(筋書)を買って確認するのに、2日は初日で開演が午後4時で、明治座の初日を見たあとにはしごするには余りにもぴったりの時間設定だったので、つい早まってチケットを買ってしまった。禿のいない花魁道中に、一等席料金は、痛過ぎる。今年になって、歌舞伎に15000円を払ったのはいずれも新橋演舞場での最前列だったから充分に楽しんだが、今回は席位置も1階席中ほどという中途半端さ。

上演時間が2時間ちょっとなので、早く終わって、もたれないのが何より。カーテンコールが、たっぷりあった。


ロビー表示(10月2日)の上演時間は、

「傾城 吉原絵巻」20分、休憩20分、「藤娘」25分、休憩30分、「楊貴妃」30分。