時々迷々 いつわりのラブレター
「時々迷々」(NHK教育)
http://www.nhk.or.jp/mayomayo/
今(2010)年度の第10話目は、
『いつわりのラブレター』(脚本 桑原裕子)
時々迷々 片桐はいり
フミ 二ツ森雪納
タケル 颯一馬
ミキ 松田亜美
ヒカル 石川なつ
ミヅキ 村上美優
コトノ 川口舞羽月
ゴウ 薄田友羅
ガイ 大野哲詩
フミの母 立花かおる
フミの妹 小西舞優
タケルの母 松久保いほ
松村先生 池上リョヲマ
クラスの児童 NHK東京児童劇団
二ツ森雪納ちゃんは、テアトルアカデミー(劇団コスモス)。
http://www.theatre.co.jp/talent/
颯一馬くんは、大衆演劇では知られた子役なの?
http://officesakai.blog53.fc2.com/blog-entry-497.html
http://gekidan-hayate.web.infoseek.co.jp/(劇団颯)
松田亜美ちゃんの出演は、全国の「モーツァルト!」ファンへ向けての、アマデの顔見せかな(笑)。そんなことはなかろうが、舞台出演が決まっている子が、その舞台が開幕する少し前のいいタイミングで「時々迷々」に出演するのは、最近では2度目のことになるから、ただの偶然では片付けられない。
ドラマのなかのフミちゃんが、部屋で読んでいた本は、
ポプラ社のサイトを見てみると、「ブンダバー」は、しゃべる黒猫が活躍する児童向けファンタジーで、2001年5月初版。小学校中学年〜を対象に、シリーズ化されて、「ブンダバー10」まで10作が出版されている。その後、小学校高学年〜に対象を上げた新シリーズ(ブンダバーとなかまたち)となり、現時点で、こちらは6作目までが刊行されている。
なかなかの人気読み物のようである。
フミちゃんが読んでいたのは、表紙が赤だから、いちばん最初の「ブンダバー」だ。
フミちゃんがネコのお話の本を読んでいたのは、後半のしまおじさん(=猫)のエピソードへの前振りの意味もありそう。
学校に棲みついている、のらねこの「しまおじさん」が、かわいい。
それにしても、この「いつわりのラブレター」は、今年度の「時々迷々」にしては、ずい分とまっとうで質の高いドラマになっている。
「時々迷々」の桑原裕子脚本は、はじめて。
桑原裕子というひとは、KAKUTAの主宰者で、作・演出のほか、出演もする。
http://www.kakuta.tv/
「フミ」が手紙を書くときの別名が「ユミ」って、この脚本家、もしかして「放浪記」を意識しているのかな?カフェー寿楽の場で、林芙美子(お芙美)の源氏名が「由美」だから。
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http://d.hatena.ne.jp/kamuro/searchdiary?word=%BB%FE%A1%B9%CC%C2%A1%B9&type=detail