POSTMAN THE MUSICAL〜ブーゲンビリアの記憶〜 (時事通信ホール)


8月6日(金)に、時事通信ホールで

tekkan PROJECT vol.4
ミュージカル「POSTMAN THE MUSICAL 〜ブーゲンビリアの記憶〜」
脚色・演出:tekkan、脚本・作詞:中井由梨子、作曲・原案:河谷萌奈美

を観劇。

午後2時開演。ロビー表示の上演時間は、1幕30分、休憩15分、2幕60分。(所見の回の終演は、3時49分)


出演は、

眞人/マルコ: 海宝直人
ソフィア/シスター:水野貴以
英二/パオロ:tekkan
少女: 村瀬由夏


1月にソノリウムで上演されたミュージカル「POSTMAN THE MUSICAL 〜ブーゲンビリアの記憶〜」の再演。

1月の公演であったような物販は、なかった。


初演の会場は窮屈で、客席に入った途端、見ないで帰ろうかと思ったくらいだったが、今回は、打って変わって、余裕を持たせた座席配置で、ちょっと贅沢にも感じられた。A列〜E列はフラット、通路のスペースを取って、G列〜J列は階段状に段差がある客席。5番〜14番が中央ブロックになり、左右のブロックが4席ずつ。

ステージ部分も、初演よりはずっと広いから、キャストが客席を通って出入りすることはなくなった。生演奏のミュージシャンは、下手にピアノ=作曲者、上手にパーカッションとヴァイオリンで、配置がソノリウム公演時とは逆になっていた。

また、今回は、キャストは全員マイクを使っている。


時事通信ホールは、新橋演舞場に近く、演舞場や歌舞伎座に行きなれている身には、足を運びやすい会場であるが、このホールでの観劇は、5年前に「KAKURENBO かくれんぼ」を見て以来だ。(「KAKURENBO」は、1ステージのみの公演で、床はフラットなままで後方まで座席を並べていたと記憶している)

今回の「POSTMAN THE MUSICAL」では、客席にゆとりがあって、なおかつ見やすい席位置だったから、気持ちもゆったり出来て、平日の昼下がりに贅沢な時間を過ごした心地。村瀬由夏ちゃんのうたも聴いたし。

♪遠い記憶のいとしいひと 忘るるなめぐりあうまで


だけどさ、あのポストマン、微妙に通信の秘密を犯してない?自分宛てのものを開けちゃうとか、読んでといわれて読むのはいいのかも知れないけど、たとえば、誰からだれ宛てに手紙です、とかいうのも知られたくない情報だよね。厳密にはどうなの…とか、どうも気になった。

そういえば(と、以下は余談)、昔むかしの話だが、年末年始に郵便局で仕分けのアルバイトをしていた同級生に、お前、オレにまだ年賀状書いてないだろう、早く出さないと元日に届かないぞ、などといわれたことがあったが、いま思えば、これってどうなのよ。届く前に、局内で、しっかり読まれてるじゃん…