歌舞伎座改築計画の概要


1月28日付読売新聞夕刊に、

歌舞伎座の改築計画の概要が、28日明らかなったという記事が載っている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090128-OYT1T00471.htm
(完成予想外観図付き)

記事によると、
2013年春の完成を目指す新しい歌舞伎座は、地上約150メートル、29階のオフィス棟と、現在の瓦屋根や弓形にそり曲がった唐破風(からはふ)の外観を残した劇場(4階)の複合施設。地下で地下鉄日比谷線の東銀座駅と連絡し、高齢者らに配慮してバリアフリー化する。客席数は今の劇場とほぼ同じ2000席程度。オフィス棟はガラス張りのシンプルな外観となる。劇場の屋上部分には和風庭園も設ける。


観客にとって大事なのは、何よりも舞台が見やすいこと。歌舞伎は長時間にわたり、幕間も複数回あるので、座りやすいことや、出入りがしやすい座席配置に期待したいところ。


[追記]
産経新聞の記事によると、

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090128/tnr0901280132000-n1.htm

目玉施設の一つとして、劇場の最上階部分に設けられる歌舞伎ギャラリー(仮称)は、海外から訪れる観光客、修学旅行生らに一般開放、ガラス越しに舞台、客席を見下ろせるようにする。また、和風の屋上庭園も設け、オフィス棟の5階部分と接続、展示やイベントを行う国際文化交流センター(仮称)を設置。バックヤード(4階、楽屋ほか)の一部は、歌舞伎アカデミー(仮称)として、伝統芸能の演技指導や講座を行い、プロ俳優を養成する専門コースも設置する。