東京バレエ団「ドン・キホーテ」(東京文化会館)


8月23日(土)は、東京文化会館 大ホールで、

東京バレエ団ドン・キホーテ」(全2幕プロローグ付5場)

を見た。


新演出・振付:ウラジーミル・ワシーリエフ

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


午後3時開演(じっさいは、5分遅れでの開演)。休憩25分を含めて、上演時間は、2時間30分。

今回、東京で4ステージ上演されるうち、3回は主役が海外からのゲストダンサーで、上野水香のキトリ・高岸直樹のパジルでの上演はこの1回だけである。


以前に、拙ブログをお読み下さった方から、東京バレエ団の「ドン・キホーテ」は子役が出ますよ、と教えていただいたことがあって、それが、この公演を見ようと思ったきっかけ。

東京文化会館に入ったのは、はじめて。上野駅の公演口からだと信号を渡ってすぐなので、雨が降りはじめていたが、傘を使わずに済んだ。


公演プログラム、1500円。
せっかく買ったのに、「キャスト」には、第1幕第1場の「街かど」(広場)に出ている子役の名前が入っていない。(『協力:チャイコフスキー記念東京バレエ学校』ということで、生徒さんなのでしょうけど…、1500円払ったのに、ちょっと、がっかり)

小さいキューピッドの8人は、ちゃんとプログラムにも名前が出ていて、カーテンコールまで出演していた。

小さいキューピッド: 飯田さくら、上脇友紀、岡村弥玖、小川優希、儀間香帆、須田菜都乃、関麻佑子、早坂柚香



飯田さくらちゃんて、どこかで見聞きした名前だと思ったら、

「クララ」2007年10月号の『こちら子ども記者クラブ』第3弾、

「バレエショップで働いてみたい!」で、バレエショップ・フェアリーの1日店員になった女の子、飯田さくらさん(当時10才)がそうかな。
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070912/p2

座席が前のほうだったから、双眼鏡は持って行ってなくて。さて、どのキューピッドだったのかは、分からない。


座席といえば、このホールは、1階席前方の傾斜がないあたりの列は、舞台がとても見づらい。前の席のお客さんの頭が被る上に、ダンサーの足もとが見えない。私はまったくの素人客だが、バレエ公演で、ダンサーの足もとが見えないのにはかなりのストレスを感じた。


牧阿佐美バレヱ団のとき以来に、久しぶりに上野水香さんを見て、(一部で石井一孝似だといわれている)高岸直樹さんも見たし、とりあえず、「東バ」の会場の雰囲気は感じて来た。