おしん 7月26日昼・夜


7月26日(土)は、新橋演舞場で、おしんを観劇。

この26日は、昼・夜2公演を見た。

新橋演舞場明治座の公演は、約4時間の上演時間なら、幕間が2回あるのが一般的だから、それに慣れていると、35分の休憩1回で4時間の公演を2ステージ続けて見るのは、いくら子役に見どころが多いとはいえ、けっこうしんどい。
かなり暑い一日で、昼・夜公演の間に、銀座の教文館まで本を買いに行ったら、消耗甚だしく。


子役は、昼・夜とも、諸星すみれちゃんのおしん渡邉ひかるちゃんの加代。


昼の部の終演が、3時35分、夜の部の終演が、8時35分くらいで、上演時間が長かった(4時間を越えていた)のはどうしてだろう。麻緒・もも組の回は、トータル3時間55、6分で終わっていたと思う。カーテンコールが付いた千秋楽でも、終演は3時29分ぐらいだったから。


諸星すみれちゃんのおしんて、赤ん坊をあやすときの「よし、よーし」とかの声も大きいのだけれど、走ったり動いたりすると、呼吸(いき)が荒くて、はぁはぁいっていて、演技しているときの息遣いがセリフ以上にものをいう感じで、言葉で説明し難いすごさ。
花道で洗濯するときの水の音も大きいし。(あ、でも、しゃもじについたごはんは、麻緒ちゃんのおしんのほうがたくさん食べていた)

第一幕最初のいかだ下りでは、花道を流れて行きながら、佐々木麻緒ちゃんは「とうちゃーん」って繰り返しているのだが、諸星すみれちゃんのおしんは泣き声メインになって、同じシーンでもそのちがいが面白かった。


ちがうといえば。

渡邉ひかるちゃんの加代は、出演シーンの最後、おしんに「おれの部屋さ来い・・・早く来いな」といって、奥に入るとき、のれんのところでおしんのことを振り返っていたのが、印象的だった。(ももちゃんの加代はそのまま入るから)


26日の昼の部では、俊作が撃たれたあと、おしんがひとりお家に帰って来るとき、花道の出から、諸星すみれちゃんのおでこに「雪」がひとつくっついていて、あ、おしんのおでこに雪が! と思って見ていたら、そのうち、かあちゃんがとってくれた。

その昼の部では、第二幕、子役の加代の出で、大きな拍手が起きたのがおもしろかった。お身内か関係者の方でもいらしたのかしら。いかにも楽が間近な雰囲気だと思った。

(昼の部といえば、休憩中にレストルームに入ったら、洗面台の前で歯磨きしているひとがいて、たまげたー。劇場の休憩時間にトイレで歯を磨くお客さんには滅多に遭遇しないから)

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関連ログ(抜粋)。
7月23日夜は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080726/p1
7月22日夜は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080723/p2
7月14日昼は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080717/p1
7月9日夜は、→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080710/p2
おしん」の子役 http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080704/p2
おしん 子役出演予定控え http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080727/p1