小太郎役は、6人!?



出演者のひとりである中村梅之丈が、ご自身のブログに、第18回歌舞伎フォーラム公演の記者会見の様子を書いてらしたが・・・それによると、



一般公募していた子役、「松王下屋敷」の小太郎役は、男子5人・女子1人の6人が交替で演じるという。



半年、1年と公演するのならともかく、1か月公演で「6人」は、プロの演劇公演のキャスティングとは思えない。

ほとんど発表会のようなものか。なんでも、会場近隣の小学校にチラシを撒いて募集したともいうから、体験学習かその延長といった認識なのであろうか?



早々にチケットを買ってしまったが、これは早まったかな、と思う。



前回の「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師門前の場」のお鶴役を公募したときは、応募者は 19人だったという。お鶴は揃って好評だったとはいえ、さすがにこの数字では、少な過ぎると思ったのかも知れない。



でも、私は、小学生の発表会や体験学習が見たい訳ではない。仕事として舞台を踏むプロの子役で、見たいものだ。

(近くの小学校にチラシを配るよりも、もっとPRの方法に工夫の余地はないのだろうか…?)