「ラ・アルプ」7月号



四季の会会報誌「ラ・アルプ」7月号。



四季公式サイトでも公開されたインタビューの波紋(ここ など参照) の後日談「野村萬斎氏にうかがう」。

野村萬斎氏より連絡があり、誤解がとけた。

記事を書いた新聞記者が悪い、という結論。(読売の記者さんも災難である)





巻頭は「野村玲子と散歩」

劇団四季松田宏一氏の筆による。

04ページに紹介されている野村玲子さんのお言葉は、すばらしい。



が、四季の主演女優を持ち上げるために、寺島しのぶさんを批判している件りは、読んで、いい気持ちがしない。四季に在団していた訳でもない、四季とは関係ないひとなのに、なぜ。

07ページで、「少し前に、とある女優にスポットを当てたドキュメンタリー番組があった」として述べられている「梨園の令嬢」というのは、(該当番組を見ていたらすぐに分かるが)寺島しのぶさんのことで、番組は「情熱大陸」。

 これです。↓

 http://mbs.jp/jyonetsu/2004/20040307/profile.html



弟の菊之助さんとふたりで たばこをふかしてはいたのは、記憶に残る場面ではあった。

が、あの「情熱大陸」は、私の目には、面白かった。無条件で男の子が求められる歌舞伎の家に生まれ、母親はいまだに「きれい、きれい」といわれつづけるスター女優。そんななかで、自分の生き方を模索し、俳優として高い評価を得はじめたひとりの女性の断面が、映し出されていたと思う。



女優はどうあるべきかという議論は別にして…(「ラ・アルプ」7月号での)松田宏一氏の見方は、いささか底が浅くはないか。





マンマ・ミーア!』グッズの紹介ページ。

うちわ(300円)・・・300円かよ、安いな、いいな、欲しいな。