メバルちゃん、かわいいー。
新潮文庫の新刊で、杉浦日向子 著「一日江戸人」が出ていたので、買って来たら、こりゃ、なかなかに面白い本だわいな。
(親本は、平成10年刊)
お江戸のうんちくが、たーっぷり。
切り髪の、ちょいとかわいい女の子のキャラクター、「メバル」ちゃんが、いい。
たとえば・・・
「メバルちゃんの為なら焼豆腐の心意気さッ」
どういう意味かというと、「メバルちゃんのためなら、たとえ火の中水の底」だってさ。上手いこと、いうね!
「江戸の三男(男の中の男)」
とは、火消しの頭、力士、与力のこと。
ま、与力というのは、さしずめ村上弘明みたいなのだろうね。「八丁堀の七人」の村上弘明は、あれ、あきれるくらいにいい男だものね。 で、村上弘明氏といえば、4月1日からは、NHKの金曜時代劇で「柳生十兵衛七番勝負」がスタート。楽しみやねん。
「コメディー道中でござる」も、杉浦日向子先生が出ていたら、木曜夜8時の枠から撤退しなくてすんだかも知れないな(後任の、あのおじさん、面白くないのだよね)。