お登勢 千穐楽カーテンコール



2月28日(月)、芸術座で「お登勢」の千秋楽を観劇。目当ては、もちろん、芸術座恒例の千秋楽特別カーテンコール



メインキャストのカーテンコールがあって、いったん、幕が下りたあと、幕前上手に小林滋生(志津の兄加納睦太郎役)さんが登場して、自己紹介を兼ねた前振りのおしゃべり。

・・・このひとが、千秋楽カーテンコールの司会担当 東宝現代劇所属で、プログラムの記載によると今井清隆さんと同期だったとか。



さて、幕が上がると、「お登勢」のオールキャストが勢揃い。

前列に、メインキャスト10人。後列に、脇の役者さん11人。&上手に司会で、全22人の出演者。



小林さんによる紹介(3月で芸術座が閉館なので、芸術座に絡めて紹介していた)で、前列の出演者から挨拶。

沢口靖子(主役お登勢)さん、葛山信吾(津田貢)さん、国生さゆり(志津)さん、大高洋夫(佐伯織部)さん、金子昇(土方歳三)さん、福本伸一(下男伊三治)さん、各務立基(久慈芳之助)さん、松田隆男(貢の父津田頼母)さん、松山政路(志津の父加納市左衛門)さん、山本陽子(お玉)さん、の10人が順番にマイクの前に立った。



(挨拶のなかみは余り憶えていないが・・・)

沢口靖子さんは「2月はインフルエンザにかかり、熱が出たりで、大変だった。千秋楽を迎えて、感無量」

国生さゆりさんは、舞台の仕事は2度目。着物での歩き方からはじめた、と12月の稽古からのことを話し、涙ぐんでいた。

山本陽子さんの芸術座初登場は、「放浪記」だったとか。

さよなら芸術座をうたった公演でもあり、山本陽子さんや、(東宝現代劇のベテラン)松田隆男さんをはじめとして、新しくなった劇場でまたみなさんとお目にかかりたい…など。



一部大いに盛り上がってらしたお客さんたちは、葛山信吾さんのファンの方だったのでしょうか。



最後は、再び沢口さんのひと言あって、千秋楽特別カーテンコールも、了。

(それにしても、沢口靖子さん、思春期前の女の子みたいに やせていて、もともとなのか、それともインフルエンザのせいでだろうか?)