吉例顔見世大歌舞伎(歌舞伎座)
吉例顔見世大歌舞伎(11月1日〜25日、歌舞伎座)
11月2日(土)に昼の部と夜の部を、25日(月)に夜の部を見物。
といっても、昼の部は「関三奴」と「髪結新三」、夜の部は「菊畑」と「連獅子」を見て、時間が早い演目と遅い演目はパス。
この頃はまたむかしのように、歌舞伎座の3階席が余るようになって来たので、見たい演目だけ見るっていうのもしやすくなった。今後は、人気役者の襲名や納涼を除けば、こんな状況だと思っていていいのかな・・・?
夜の部の「鬼一法眼三略巻 菊畑」は中村梅丸改め初代中村莟玉披露狂言。当初は初日に行く心積もりだったが、初日を前に出た寺子屋のサイトの出演情報で、女小姓に男の子がひとり出ることが分かったので、新しい名跡と養子の披露演目だし、男の子が出るなら初日に起用されるんじゃないかって気がしたので、予定を変えて2日目に行くことにした。
ということで、齋花漣ちゃん、亀上空花ちゃんを引き当てることが出来たのが、何より。
衣裳は、緑が亀上空花ちゃんで、オレンジが齋花漣ちゃん。今回は、緑の女小姓が眼鏡担当。煙草盆の担当でセリフがあるのがオレンジの子だった。
花道から登場した笠原湛海が本舞台へ入ったところで、劇中口上になり、口上の並びは、下手から、湛海(鴈治郎)、虎蔵(梅丸改め莟玉)、智恵内(梅玉)、皆鶴姫(魁春)、鬼一法眼(芝翫)。
芝居半ばでの、役の扮装での劇中口上だからか、役者名は名乗らずに口上を述べていた。
口上のときの鬼一法眼の介添えは、緑の女小姓が杖、オレンジの女小姓が履物。劇中口上がなければこの介添えはない訳だから、今回の子役は、いつもよりすることが多かったことになるし、舞台の上にいる時間も長かったことになる。
扨、同じ子役をまた見るにはいつ行けばいいかと考えて、2日目に出ていたのだから、千秋楽に行くのがよかろうと思い、25日に夜の部をもういちど見た次第。
今月って、齋花漣ちゃんの出演の次の演目が、齋くんの「連獅子」だった訳だね。
ところで、「菊畑」って、むかしはじめて見た「菊畑」が、教育テレビで放送されたことを思い出して、
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先日、その録画を探したのだけれど、見つからない。時期からすると、まだビデオテープで録ってたのかな。そのうちに、ビデオを探してみよう・・・