穂の国とよはし芸術劇場PLAT「ナイン・テイルズ 九尾狐(クミホ)の物語」


穂の国とよはし芸術劇場PLATが、「プラット開館5年記念事業」として、2018年1月に、宮川彬良作曲のミュージカルを上演するにあたり、グラウンドファンディングで資金を募っている。

集まったお金は、細部までこだわった衣裳や道具の実現など、舞台の完成度を高めるために使われる模様。

目標額達成の有無に関わらず、公演は行なわれる。

https://motion-gallery.net/projects/ninetails

この作品は、もともとは、2001年に韓国で上演されるはずだったが、諸事情により上演がなくなり、お蔵入りしていたもので、それをこの度、PLATが発掘したのだ、と。

このミュージカルは、『1000年を生きる九つの尾を持つ狐・九尾狐と、人間の恋』をえがいたもので、

『中国に伝わる神話をベースに、韓国で作られた物語です。その物語に、作曲家の宮川彬良さんが音楽をつけ、歌を作りました。』


穂の国とよはし芸術劇場PLATプロデュース

ミュージカル「ナイン・テイルズ〜九尾狐の物語〜」

http://toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=393

2018年1月20日(土)13:00開演/18:00開演
2018年1月21日(日)13:00開演

穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールで、計3ステージ

原作:金是佑
音楽監督・作曲:宮川彬良
構成・演出:田尾下哲
音楽監督:西村友
日本語訳詞:安田佑子
振付:平山素子

演奏:宮川彬良(ピアノ) 他4名


[キャスト]

梅花(メイファ):昆夏美
河柳(ハユ):小野田龍之介
紅梅(ホンメ):JKim
領主:宮川浩

男:中山昇 香取直登 宮垣祐也
女:白木美貴子 堤梨菜 鈴木亜里紗 桑原麻希 水田千聖 宮川安利
松花(ソンファ、梅花と河柳の子供):子役 ※女の子1名


全席指定 S席7000円、A席6000円

チケット発売日は、会員先行:2017年8月5日(土)から ※プラットフレンズ・豊橋文化振興財団維持会員対象、一般発売は、2017年8月26日(土)から


[あらすじ]

『女狐の梅花[メイファ]は人間の愛にあこがれていた。ある日、人間に変身した梅花は、木こりの河柳[ハユ]と出会い、やがて愛し合う。しかし、狐と人間の争いの最中に梅花を誤って殺してしまった河柳は、人間を憎む梅花の姉の紅梅[ホンメ]の呪いによって狐になり、千年生きる宿命を背負う。それから千年……。狐となった河柳は、人間に生まれ変わった梅花と出会う。再び起こった狐と人間との争いの中、梅花に刺された河柳は千年の愛を告白して亡くなる。前世で愛し合った記憶を思い出した梅花は永遠の愛を誓うのだった・・・。』


『目標額に達成しない場合、舞台美術、衣装プランナー、各プランの細部にまでこだわったアイデア全ての実現を一部あきらめますが、予算内でそれに代る案を考え出して、期待に応える舞台を創り出します。』

とのこと。




なお、このミュージカルには、主人公の娘役で女の子の子役(1名)が起用されるようですが、まだ名前は出ていないので、今後のキャスティングということでしょうか。


「くみほ」って入力して変換すると、「九尾狐」と出て来ますね。九尾の狐のことを「クミホ」というのは、韓国にとどまらず、日本でも知られている言葉なのかな?