三越劇場提携 六月新派特別公演


昨日、6月2日(木)は、三越劇場で、六月新派特別公演を観劇。

 過去ログのこれ。→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20151127/p4

初日で、11時30分開演。


上演時間は、3時間。

「深川の鈴」
(川口松太郎 作、尾上墨雪 演出、成瀬芳一 演出)
が、60分。

休憩が、25分。

国定忠治
─赤城天神山不動の森より半郷の松並木まで─
(行友李風 作、田中林輔 演出、笠原章 演出補、成瀬芳一 演出助手)
は、第一幕が30分。5分の休憩を挟んで、第二幕が60分。


公演プログラム、1000円。

会場の松竹受付では、リピーターチケットを販売、チケットは定価だが、購入特典として、3種類ある市川月乃助の忠治の写真からひとつを選べるって。
http://www.shochiku.co.jp/sp/notice/play/2016/06/015962.html


1階客席は、2列が最前列。ただし、下手ブロックは、花道設置のため、5列からになっている。

国定忠治」は二幕四場で、「赤城天神山より小松原まで」の上演。
二幕目の冒頭、庚申塚の場は、山形屋藤造の子分ふたりと喜右衛門のやりとりの件りはなしで、喜右衛門が金を奪われた後から。


歌舞伎から新派に入った市川月乃助国定忠治に、(川田屋惣次の)笠原章をはじめ、若獅子や新国劇ゆかりの俳優が脇を固めて、さながら歌舞伎、新派、新国劇の連立といったおもむきのキャスティング。

「深川の鈴」では、文士志望の青年だった月乃助が、一転、「国定忠治」では男臭く、赤城山の名ゼリフを響かせ、半郷の松並木では、おなじみのあの立ち回りで、山形屋藤造(伊吹吾郎)と一味を斬り捨てる。

月乃助とともに新派に入団したという市川猿琉が板割の浅太郎。
日光の円蔵に、立松昭二。清水の巌鉄が、桐山浩一。高山の定八は、滝洸一郎。