梨園の娘/美男の血(仮)
1月の角川文庫の新刊で、「梨園の娘」が文庫になっていたのですね。
東芙美子「梨園の娘」(760円+税)
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321510000071
親本は、2013年12月に同じ角川書店から刊行されたもの。
1月の角川文庫の新刊といえば、
赤川次郎「セーラー服と機関銃3 疾走」
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321505000090
を買ったのに、そのときは、「梨園の娘」には気がつかなかった。
赤川次郎でしかも映画化作品関連の本と較べると、もともとの部数が少なくて、そのとき私が立ち寄った駅構内の書店には並んでいなかったのかも・・・
さて、その文庫版の「梨園の娘」ですが、表紙カバーの画が印象的。
→http://ecx.images-amazon.com/images/I/81yTq0xwsYL.jpg
この画は、巻田はるかというひとの作品で、
その巻田はるか氏のホームページは、→http://makitaharuka.tumblr.com/
ところで、角川文庫からは、今月の新刊(2月25日発売予定)として、
東芙美子「美男の血(仮)」
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321510000072
が刊行予定になっている。
この「美男の血」は、あらすじを見ると、2005年に文藝春秋から発売された
東芙美子「花に舞う鬼」
を改題して文庫化するもののようです。
「梨園の娘」は、「花に舞う鬼」の続編といっていい小説なので、これで、角川文庫に両作が揃うということになりましょう。