水やりはいつも深夜だけど


窪美澄「水やりはいつも深夜だけど」(角川書店、1400円+税)

http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/mizuyari/

少し前に読んだこの本。

表紙カバーの写真が、とても印象深い。『写真 石川祐樹』となっている。ということは、(「蝶々の心臓」の)あの娘さんがモデルなのかな。

それにしても、窪美澄という作家は、ひとが抱えている「おもい」や「きず」や「もどかしさ」など、日常のなかで上手くは言葉にしづらい気持ちを見事に表現して、読ませるね。