芸能人の帽子 アナログTV時代のタレントと芸能記事


中山千夏「芸能人の帽子 アナログTV時代のタレントと芸能記事」(講談社、2500円+税)

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062192224

を読みはじめたら、思った以上におもしろい。(年明けの初芝居に出かける前には読了したい)

著者の名子役時代はさすがに知らないけれど、私が思春期で世の中のことに多少なりとも関心を持ちはじめた頃に、中山千夏といえば、小説を書いたり、国会議員になったりもして、才女のイメージが強かった。

この本は、芸能人・中山千夏を昭和の芸能マスコミがどう扱ったかを当時の雑誌記事をとっかかりにして改めて振り返り、自身と周辺を素材にして、昭和の芸能界やその時代について書いた回顧録

次々に出て来る名前、登場する人物たちは、まさに錚々たる顔ぶれ。