六月大歌舞伎


上演中の、六月大歌舞伎(1日〜25日、歌舞伎座)。

夜の部の「蘭平物狂」は、蘭平の子・繁蔵で、三代目尾上左近が初舞台。とはいえ、これまでにもずい分舞台に出ているので、そういうお約束なのだとしても、初舞台というのはなんだか違和感がなくもない。

夜の部は、続いて、「素襖落」と「名月八幡祭」。

「名月八幡祭」は、過去の上演では、町の子供で子役が出ていたが、今月は子役の出演がない。どうしてだろう?夜の部の終演が、9時25分になっていたから、その関係だろうか。(私は、この演目は、まだ見たことがないので、筋書や過去のキャストデータからだけでは、よく分からないが)

昼の部の、「お国山三 春霞歌舞伎草紙」は、長谷川時雨が六代目菊五郎にあてて書いた舞踊劇とのこと。昼の部は、続いて、「実盛物語」、「元禄忠臣蔵 大石最後の一日」、(仁左衛門、千之助で)「お祭り」。

「実盛物語」の太郎吉は、男の子の子役ふたりの交互出演。

筋書は、1300円。