「細雪」(明治座)の子役


明治座6月公演(1日初日〜27日千穐楽)

細雪

(原作・谷崎潤一郎、脚本:菊田一夫、潤色:堀越真、演出:水谷幹夫)


子役の配役は、

悦子(幸子の娘): 久保田真琴・朝日麻衣 (ダブルキャスト)

輝雄(鶴子の長男): 菊地飛翔・小林諒音 (ダブルキャスト)
秀雄(鶴子の次男): 伊藤悠翔・島田裕仁 (ダブルキャスト)




久保田真琴ちゃんの出演は、割りと早く情報が出ていましたが、朝日麻衣ちゃんの出演情報が立花演劇研究所のサイトに載ったのは、昨日(2日)だった模様。でも、昨日の時点で情報が出るのなら、わざわざ急いでプログラムだけ手に入れることもなかったかな。

朝日麻衣ちゃんは、プロフィールによると、まだ2年生のようですね。
http://tachibana-pro.co.jp/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E9%BA%BB%E8%A1%A3-mai-asahi

小林諒音くんという子は、ここに出演情報が出ています。
http://www.msc-dance.com/production/contents/appearance/

伊藤悠翔くんと島田裕仁くんは、昨年の「王様と私」に続いて、同じ役での出演。


東京での上演時の「細雪」の子役は、2005年の明治座公演が、若草独占時代の最後。そのあとの3演は、悦子役で見れば、2008年帝劇が東俳ふたり、2010年明治座が東俳とひまわり、2011年帝劇が東俳ふたりで、輝雄役と秀雄役も合わせると、東俳とひまわりが多かった。

それが、今回は、ひまわりはひとりで、東俳はゼロ。立花演劇研究所からふたり。ここでまたひとつ時代が変わったかな、という感じ。

明治座も、最近では、立花演劇研究所や、シノザキシステムキッズの出演が目立ちはじめていて、そういう意味でも、だいぶ変わりつつあるなぁ、と。

それはそうと、プログラムに載っている、久保田真琴ちゃんの写真が、かわいい。


前回の東京、2011年10月の帝劇公演では、脚本にはなかった、お千代という役が書き足されて、本家の5人目の女中として登場していたが、今回の明治座公演では、その役はなくなっている。(あれは、きっと、あの女優さんを出演させるためだったのでしょう)

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