宮本武蔵


3月15日(土)、16日(日)午後9時より、2夜連続で放送された、

テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャ
宮本武蔵


このドラマ、吉川英治原作での映像化としては、これまでと異なる設定や展開がいろいろとあったが、でも、それが疵にならず、むしろおもしろさになっていて、その新しさに惹きつけられた。殺陣が存外によかったし、いい宮本武蔵だったなぁ。

とくに、武蔵と小次郎の、両雄の因縁というか関係性のえがき方には、過去にないものがあった。吉岡兄弟がいちどの対決で揃って武蔵に斬られちゃったのには、びっくり。お杉と又八が最後に出家したのにも、またびっくり。

香川照之の沢庵も、過去の(田村高廣に代表されるような)沢庵とはちがった新鮮さ。


荒田悠良ちゃんが、ずいぶんとかわいかったことや、古和咲紀ちゃんの禿と、子役のキャスティングにも見どころがあった。

木村風太くんて、いま、リコモーションの所属なのだね。
http://www.ricomotion.com/nexteen/profile/120.html


録画しておいたのを急いで見たので、端折っちゃったところもあるから、あとで、また見直してみよう。