劇団スイセイ・ミュージカル「クリスマス・キャロル」(THEATRE1010)
11月29日(金)に、シアター1010で
劇団スイセイ・ミュージカル
「クリスマス・キャロル」
を観劇。
原作:チャールズ・ディケンズ
演出・台本・音楽:西田直木
音楽:張替政彦
振付:中川久美、吉田潔
昼公演は、午後1時開演。
会場掲示のタイムテーブルは、
第一幕 60分、休憩15分、第二幕 55分。
ただし、この回は、3時5分に終わったから、予定より5分ほど短かったことになるか。
公演プログラム、1500円。ポスターも売っていた(たしか、500円)。
ダブルキャストになっているボブの子ども、ティムとマーサは、
ティム: 末本眞央
マーサ: 岩立乃衣
だった。
横浜市民ミュージカル(中区民ミュージカル)でおなじみの末本眞央くんが見られたし、マーサも見たかった子に当たって、とってもラッキー。
この舞台では、クラチット家の子どもたちは、マーサとティムのふたりである。
末本眞央くんが、2002年1月20日生まれ。岩立乃衣さんが、2003年8月1日生まれ。
ティムが弟だから、実年齢と役柄の設定は逆転しているのだが、岩立乃衣さんは顔だちも大人びて見えて、舞台の上では、4年生って感じじゃないね。
子役は、マーサ、ティム役のほかに、スクルージの過去のシーンにも出演がある。
スクルージ(草刈正雄)とマーレイ(吉田要士)の友情が泣かせる。私個人としては、これがこのミュージカルのいちばんのポイント。
イザベラ、イライザ、イボンヌの3役(川島なお美)の演じ分けも見どころだ。芸能ニュースやバラエティ番組などでのイメージとも、以前に見た「フットルース」のときともまたちがう、女優としての上手さが見られる。すばらしい。
決して大人数ではないのに、フィナーレも含めて、ダンスシーンのショーアップ度も高くて、ミュージカルとしてとても楽しめる。東京で3日間4ステージしかやらないのは、ちょっと残念。(もう何日かあれば、リピート出来たのに…)