あかんやつら 東映京都撮影所血風録


春日太一「あかんやつら 東映京都撮影所血風録」(文藝春秋、1850円+税)

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163768106

東映京都撮影所のこれまでとそこに生きた映画人たちをえがいたノンフィクション群像劇。

先月、週刊誌にこの本が出ることが書かれていて、以来、楽しみにしていた。いま、読んでいるところ。数々の東映映画の裏話、スタッフたちの人間模様、スター俳優の裏話が満載。




そういえば、少し前に、

高岩淡「銀幕おもいで話」(双葉文庫、552円税別)

を読んで、「鬼龍院花子の生涯」は、最初、梶芽衣子が映画化の企画を持ち込んだものだったと知ったが、そのエピソードは、「あかんやつら」のなかにも出て来る。