劇団14歳 第2限目「修学旅行」(シアターグリーン BASE THEATER)


3月27日(水)〜3月31日(日)、シアターグリーン BASE THEATER で上演された、

劇団14歳 第2限目「修学旅行」(脚本:畑澤聖悟、演出:古川貴義)

http://alii-inc.co.jp/news/shugakuryokou/
http://14sai.info/


3月30日(土)午後2時開演のステージを観劇。

全席自由で、当日券を買ったが、いちばん前に座れた。

上演時間は、「修学旅行」が約1時間。終わったのが、3時17分ぐらいだったから、ホームルームと称してのアフターイベントは、15分程度だったことになるか。


配役は、

ノミヤ: 石川花凛(15歳)
ヒカル: 草野未歩(14歳)
チアキ: 石崎日梨(14歳)
シャトミ: 根本晴香(17歳)
カキザキ: 田口枝美(16歳)
クスミ: 藤縄穂月(16歳)
ワダカズ: 冨家海央(13歳)
カイト: 服部有紗(13歳)
コン: 松浦美怜(13歳)
アキバ: 保科和泉(14歳)
ヤマガミ: 入江優(16歳)
ユリ/シラトリ先生: 花上愛美(16歳)
アキラ先生(日替わりゲスト): 荒井志郎(青☆組)

※年齢は、公式サイト等で発表のもの。




「修学旅行」は、戯曲は読んだことがあったが、上演された舞台としては、はじめて見た。改めて、おもしろい作品だなぁ、と思った。旅館のひと部屋という場面設定と小劇場のステージの大きさが合ってもいた。

生徒役の衣裳は、ジャージの上だけが「14歳」校章付きのオリジナルジャージで、女子生徒はエンジ(赤)、男子生徒はネイビーで色分けされていた。女の子が演じる男子生徒の3人はほとんどそのままで演じていて、とても男子には見えないつくりだが、ジャージの色分けで男子生徒役を演っているのだと視覚的には分かるようにしてあった。

メインキャストの「ゴーヤーの間の女子」5人(ノミヤ、ヒカル、チアキ、シャトミ、カキザキ)がよかったし、たとえば「古今東西」のところなどは5人のアンサンブルでのおもしろさも醸し出されていた。

なかでは、役柄的にも、ノミヤ役の石川花凛さんかな。草野未歩さんは、ヒカルという役に上手くはまっていたし、メガネをかけると、とてもかわいく見える。チアキ役の石崎日梨さんは、ルックスや雰囲気にアイドルっぽい華がある。


終演後のアフターイベント(ホームルーム)は、ゲストを含むオールキャストが舞台に登場し、この舞台の演出家が進行役。第1限目のときの「H.R」のようにはおもしろくなかったが、ホームルームだけで有料のステージだった前回の「H.R」とは単純に比較してもいけないだろう。
ただ、せっかくのトークイベントなのだから、進行役の演出家氏には、もう少しメンバーひとりひとりに話をさせるようにして欲しかった。なんだか、行き当たりばったりでやってるみたいな感じ。

客席は、関係者(出演者の家族や友だちや知り合い)が多くを占めていたのだろうけど、初舞台が10人とかいっていたし、知名度のある出演者はいなかったのだから、自己紹介ふうにでも、キャストがひと言ずつ何かしゃべるようなことがあってもよかったのに…


「14歳」校章入りのオリジナルジャージは、公演グッズとして販売もしていた。ちょっと欲しい気がしたが、買ったらきっと置き場所に困るだろうと思い、自重した。

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