新潮45 2012年7月号


新潮45」7月号(定価840円)
http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/

を買ったら、ずい分面白くて、載っている記事や連載の9割以上を読んだ(普段、こういう月刊誌は、買ってもじっさいに読むのはせいぜい半分かそれ以下だから)。

歌舞伎関連の記事を較べても、いま売りの「文藝春秋」より読み応えがある。

光森忠勝『密着!襲名披露興行 猿之助、中車の挑戦』によると、香川照之の稽古相手に付いたのは市川猿四郎だったとある。

石井光太『浮浪児1945』という連載があって、今号は、その3回目。戦後、戦災孤児や浮浪児たちはどう生きたのか。本になったら読みたいな。

マークス寿子『イギリスの「働かない若者たち」』や、福田ますみ『「キラキラネーム」大研究』もおもしろい。