まほろば 再演 (その2)


4月7日(土)に、新国立劇場小劇場で、

まほろば」(作:蓬莱竜太、演出:栗山民也)

を観劇。

午後5時30分開演。

終演後に「シアター・トーク」が行なわれるというので、この回の前売りを買ったのだったが、なぜか最前列(しかも中央)がとれたという不思議…。(ちなみに、前回=4日昼の観劇は、2列目の席。あと2回の予定が、2列目と3列目 1列目と2列目だった)


最前列だから、小道具のトランプの絵柄が分かるかと思ったら・・・よく見えない(苦笑)。でも、アニメかなんかのイラストが描いてあるみたいだ。こういうのは、少し後ろの席から観劇用の双眼鏡を使って見るのが、いちばんよく分かる。

二代目マオちゃんは、ポニーテールで、初代マオと同じ髪形にしてある。

その大西風香ちゃんが舞台で着ている服は、「mitre」というロゴが入っているから、あれはサッカーウェアの既製品なのかな。


今回の再演では、舞台全般が軽妙になっている。初演のときには、もう少し、女たちの「産む性」の重たさといったものが作品全体を覆っているようで、面白くても、あまり笑うのははばかられるような気分が、見る側になかっただろうか。再演の舞台からは、どうぞ笑って下さいみたいな、あっけらかんとしたものを感じる。


終演後は、10分ぐらいおいて、シアター・トークが行なわれた。シアター・トークは、自由席で、観劇時の座席のまま残るお客さんが多数だったが、前方の空いた席に移動して来るひともいた。このシアター・トークは、該当公演回のものでなくても、今回公演期間中のチケットを持っていれば入場出来るということになっていたから、終演後に入場したひともいたのだろう。

終演後の舞台上、藤木家の居間のテーブルに、座布団を置いて、出演は、下手から順に、中井美穂(司会)、秋山菜津子、蓬莱竜太、三田和代、宮田慶子(芸術監督)という並びで、1時間にわたって行なわれ、終わったのが、8時27分ごろ。

1時間もやるとは思わなかった。いつの間にか、トーク出演者の告知が5人に増えていたし。

ミドリのアイスノンのエピソードがおもしろかったかな。…と、このぐらいで、あとは控えましょう。

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