平成中村座試演会


12月19日(月)の平成中村座試演会を見たら、存外に面白かったので、1月11日のも行こうとて、昨日は朝からチケット取りをして、「松席」の前方を得たので、まずは重畳。購入手続きをして戻ったら、もう「松席」はなくなっていた。座席を選択し直したりしなくてよかった。危ない、あぶない。

行ったら筋書を買って、今月の「お染の七役」の子役を確認しよう。

そうそう、今度は、ひざかけを持って行かないと。この前、銀行でもらって来たから。

「竹席」だと、同じ値段なのに座席が狭いし、見づらそうな席が多い上、背もたれが横棒一本なので、時間が経つにつれて背中が痛くなって来る(12月の試演会で経験済み)のが、難。

「竹席」で見やすそうなのは、11列と12列。あとは、花道のすぐ左側の2番の席だと思う。隅田公演内 仮設劇場は間口が広くないので、花道のすぐ外側の2番はよさそう。

12月19日の試演会(は、3000円)のときに、1月の試演会は、11日に衣裳やかつらはなしで1回だけ、1000円でやると、勘三郎丈がいっていたが、本当に1000円とは…。とっても安いので、隅田公演内 仮設劇場を体験するには、好機かも。

平成中村座試演会というのは、12月にはじめて見たので知らなかったが、配役はくじ引きで決めるというので、ちょっとおどろいた。「寺子屋」の松王丸は、いてうさんと橋吾さんのくじ引きで、前者に決まったのだとか。

こういうのって、それこそ師匠である幹部俳優が、お前はこの役、お前はこれ、お前は今回は出番なし、とか決めるのかと思っていたが、そうじゃないのだね。案外、民主的なのかな?

1月は、多くの劇場で歌舞伎公演があって、お弟子さんたちも忙しいので、試演会をやるかやらないかの投票をしたら、11対9でやらないが多かった。が、やりたいひともいるので、衣裳やかつらはなしで、袴は付けて、1回だけやることになった。というような経緯を、勘三郎丈が話していた。

いま発表されている、1月の試演会の配役を見ると、15人だから、投票の際の意向はともかく、やるとなれば、みなさん出演するということでしょうか。

3月〜5月は、毎月、12月と同様に試演会を行なうともいっていた。

12月の試演会の「寺子屋」では、普段とは逆に、幹部俳優のほうが脇役で出ていたりもして、見る側には、そういうお楽しみもあるのだね。これも、じっさいに行くまでは知らなかったこと。

「おたのしみ座談会」というのも、けっこう面白くて、最後には、試演会の出演者も出て来て、ひと言ずつあったのが、いい。


ところで、平成中村座の近くに、今戸神社ってあるのだね。早めに行けたら、寄り道してみようかな。猫グッズが欲しいよ。