サウンド・オブ・ミュージック 9月20日昼


9月20日(月・祝)は、四季劇場[秋]で、「サウンド・オブ・ミュージック」を見た。午後1時開演。


浜松町の駅を出て、ブックストア談に寄ろうとしたら、臨時休業で、この日の午後5時から営業との貼り紙がしてあって、ブックストア談文教堂になったと書いてあった。もともと傘下にはなっていたと思ったが、いよいよチェーンの一店舗にかわっての改装ということでしょうか。

たまに四季劇場へ行くと、浜松町駅の周辺も変化が著しいと感じるけれど、四季劇場の(道を挟んで)向かい側に建設中の、けっこう高いビルはどこのビルだろう。商業ビルなのかな?オフィスビルでしょうか…。「サウンド・オブ・ミュージック」の休憩時間に、2階ロビーから外を眺めていて、その新築中のビルを、ずい分高いなぁと思いながら見ていた。
前を通れば、施主ぐらいは読みとれたと思うが、最近は、駅から四季劇場への往復は、自由劇場の前を通る行程が専らなので、帰りもそちらの道を択ってしまった。


9月20日(月・祝)昼の「サウンド・オブ・ミュージック」のキャストは以下のようであった(アンサンブルは割愛)。

マリア: 沼尾みゆき
トラップ大佐: 村俊英
修道院長: 秋山知子
エルザ: 西田有希
マックス: 勅使瓦武志
シュミット: はにべあゆみ
フランツ: 青山裕次
シスター・ベルテ: 佐和由梨
シスター・マルガレッタ: 矢野侑子
シスター・ソフィア: あべゆき
ロルフ: 亀山翔大

リーズル: 池松日佳瑠
フリードリッヒ: 笠原知也
ルイーザ: 木村奏絵
クルト: 廣瀬孝輔
ブリギッタ: 初鹿野菜月
マルタ: 清水乃愛
グレーテル: 石井晏璃


主役を含めたメインキャストで5役、トラップ家の子どもたちもリーズルを含めた6役が、前回の観劇時と較べて別キャストだったので、新鮮でもあり、楽しんだ。いちばんの目当ては、村大佐で、この週のトラップ大佐はダブルキャストだったが、予想通りに1日交替での出演だったようで、外さずに見ることが出来たのが何より。予想していたよりも若々しく、爽やかな印象。

前回の観劇時とはちがうな、と思う箇所もあったが、おそらくは別キャストになったことによるのだろう。(あるいは席位置が端のほうだったために、見えていなかった可能性もあるので、具体的には触れない)


ブリギッタのあのノートはスカートのポケットに入っているのだね。前回の観劇で見落としたのを確認。(ブリギッタといえば、この日のブリギッタがセリフをまちがえていい直したのが、しばらく記憶に残りそう…)

(ピンクのパラソルの)マルタのリボンや衣裳に、キャラクター色のようにピンクが使われているに気づいたのは、前回の観劇のあと、少しして、アルプやムック本の舞台写真を見返していたときだったが、今回は、それを気にかけながら舞台を見ていた。


はにべあゆみさんを久しぶりに見て、とても懐かしかった。帝劇の「オリバー!」以来だったかも。当時は劇団民藝で、ヘレン・ケラーとか、リトル・グイード(「ナイン」)などで子役も演る女優さんとして知られていた。「オリバー!」でも少年の役で、男の子とのダブルキャストだった。

「オリバー!」が上演された夏、私は、帝劇へ行く度に、劇場のロビーではなく、隣にある出光美術館で本を読んだり、飲食出来るスペースで何か食べたりして、開演時間を待っていた記憶がある。

いま、出光美術館のサイトを見てみると、『入館料 一般 1000円』とあるけれど、当時は500円ぐらいで入れたのではなかったか。また、現在では『持ち込みでの飲食はご遠慮ください。』と注意事項にあるが、むかしはそんなにうるさくもなかったように思うのだが、どうだったろう…。


ところで、この日、入場の際に、チラシをもらわないで突破しようとしたら、「お客様、お客様」とわざわざ呼び止められて、それでも振り向かなかったら、チラシで肩をつつかれたので(キャッチセールスみたい)、仕方なく受け取った。そんなに無理にくれなくても…。四季のチラシって、ほとんどいらないんだもん。
あ、でも、この頃は、不要のチラシをお入れ下さいという箱がロビーにおいてあるから、素直にもらって、そこに入れるのがスマートな対応なのかな。