あしたをつかめ 舞台・大道具


昨夜(1月12日23時30分〜)放送の、NHK教育

あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑
http://www.nhk.or.jp/shigoto/

は、『拍手の裏に匠あり 舞台・大道具』


名古屋・御園座の大道具として働いて3年目、21歳の青年が、この回の主役。11月公演中は、雪の紙吹雪を降らせたりしている大道具の青年は、終演後は、翌月の舞台「桂春団治」のセットの製作にたずさわる。

御園座に所属する舞台・大道具は28人いる。大道具製作は、木材でベースになるかたちを作る「生地屋」、そのベースに色をつけやすいように紙を張る「張り物屋」、色を塗る「絵描き」、と分業制で行なわれる。この青年は、「張り物屋」を担当。

製作段階では分業制だが、仕込みは28人の大道具全員で行なう。セットは、1日で組み立てる。

桂春団治」(2009年12月公演)の舞台美術の製作や、仕込みの様子が紹介されていたことと、また、劇場の近くにあるあの舞台美術製作場では、こんな作業が行なわれているのかという意味でも、興味深く見た。

若いのに、腰を痛めているからと、彼がコルセットをして仕事をしていたのが、印象的。腰に負担がかかるお仕事、ということですね。


なお、再放送は、1月15日(金)19時35分〜の予定。

あしたをつかめ no.227 舞台・大道具
http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/227/top.html