おしん 少女編(栃木県総合文化センター) 11月16日昼


11月1日〜12月2日まで巡演中の、

平成21年全国特別公演

おしん 少女編」
(原作・脚本:橋田壽賀子、補綴:菊村禮、演出:石井ふく子)


11月16日(月)の、栃木県総合文化センター メインホールでの公演を観劇。

午後1時開演の昼の部で、

おしんが、佐々木麻緒

加賀屋加代は、渡邉ひかる


上演時間は、

一幕 1時間25分、幕間 20分、二幕 50分

巡業も公演を重ねて、幕を下ろしての転換にかかる時間も短縮されて来たのか、この回は、終演予定の3時35分より、1、2分早く終わった。


1階席10列目での観劇だったが、段差がつきはじめて数列目になるので(このホールは、G列から段差が付く)、とても見やすく、適度な距離感で、リラックスして舞台を楽しめた。

佐々木麻緒ちゃんの雑巾がけが、おもしろ過ぎる。なんか、後ろ足がはねてるというか、蹴ってるみたいにやっているよね。渡邉ひかるちゃんの「ほれ、ほーれ」も、堪能。

巡演では第二幕の最初の場になっている「おしんの生家」での、はしごの下にあるハーモニカも確認。


第二幕の、加賀屋の台所での手習い。

大奥様のくにがおしんの手をとって「かがや」と書いて、そのあと、加代ちゃんがおしんを押し退けて、「かがや」と書く。で、山王祭の山車が来て、それを見に行って、おしんも舞台からいなくなったあと、大奥様は、文机の上から「かがや」と書いた2枚の半紙を持って奥へ入る。

演舞場や御園座では、舞台を回していたから、大奥様のくにが、書いた半紙を持って行くという段取りはなかったはず。


休憩時間には、同じ会場で行なわれる某バレエスタジオの「くるみ割り人形」のチケットを買った。「おしん 少女編」を見に来なかったら、この「くるみ割り人形」のチケットを買う機会はなかっただろうから、これもめぐり合わせと思ってのこと。


この日は夕方から所用あって、5時半までには家に戻っていたかったので、昼の部のみを見て、会場をあとにした。

お土産には、宇都宮駅で、那須の月を。

帰路、某駅構内の書店で、葉室麟花や散るらん」(文藝春秋、1500円+税)を購入。書き下ろし。「いのちなりけり」の続編というから、面白そうである。

            • -

おしん」関連のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/searchdiary?word=%A4%AA%A4%B7%A4%F3&type=detail

http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20091115/p2(おしん 少女編」郡山市民文化センター)
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20091110/p1(おしん 少女編」浅草公会堂)