近況雑文


今月見た舞台の雑感が4ステージ分、未だ書けない。もちろん、無理に書くことでもない訳ですが・・・

当方の知識が不足なことに加えて、見取りが不充分で、気になった部分に言及出来ない、ということがあったり、

また、あまりにもいい舞台だったために、かえって、何も書きたくないというものもあります。なまじ何か書けば、私の貧困な語彙と拙い表現が、せっかくの劇場での時間と記憶を陳腐な言葉に置き換えてしまいそうで。


この頃、舞台や映画などご覧になった方の感想で、「元気をもらった」みたいないい方をよく見聞きするのですが、私は、いい舞台を見ると、見ているときはとても楽しいけれど、見終わったあとで、ひどくさびしくなったりします。
件の舞台が素晴らしければすばらしいほど、観劇中の精神的な高揚感と、終わったあとのさびしい気持ちとの落差が大きくて、それを埋めるのに時間がかかるというのが最近の傾向。とくに夏の終わりは寂寥感が増量。


これ、見たい。と思った公演のチケットがすでに売り切れていた、ということが、2、3続いた。情報に疎かったというケースもあるが、売り切れることはないだろうという読みが外れたのもあり、さえない感じだ。


明治座は、当日券の電話予約を開演2時間前までチケットセンターで受け付ける。すでに8月公演の夜の部で、当日券の電話予約を行なっていたが、これが制度化される模様。明治座チケットセンターは午前10時〜だから、昼の部の開演が11時ないし12時の公演では利用出来ないので、通常の1か月公演の場合は、ほとんどは夜の部に適用されるサービスになろう。
また、座席券が完売の場合に立見券を発売する(明治座切符売場のみ)。過去にも、3階席後方通路に立見を入れていたケースはあったが、これも今後、制度化されるのか。
なお、『お日にちによりご用意できない場合もございます。』との但書きあり。