ティアラこうとう・ジュニアバレエ団第3回発表会 バレエ・コンサート(ティアラこうとう 大ホール)


5月4日(日)は、ティアラこうとう 大ホールへ、

ティアラこうとう・ジュニアバレエ団第3回発表会 バレエ・コンサート
(構成・振付:石井清子)

を見に行った。

過去ログのこれ(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080211/p1)である。


新宿で映画(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080505/p1)のあと、都営新宿線で移動。住吉駅下車。

おなかが空いていたので、入場してすぐ、ホール内の売店のサンドイッチを食べる。500円。あっさりしていて、おいしい。


ティアラこうとう・ジュニアバレエ団の発表会を見るのは、昨年の第2回(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070506/p1)につづいて2度目。

プログラムは、昨年と同じ200円での販売。

ゲストは、八幡顕光(新国立劇場バレエ団)、春野雅彦、Cho Min Young、堤淳(東京シティ・バレエ団)と発表されていたが、出演出来なくなった八幡顕光氏のあいさつがプログラムに載っている。


15時開演。(座席は9列目で視界良好)

今回は、3部構成で、

 第1部 ブリリアント・プロローグ
 第2部 バレエ・コンサート
 第3部 ドン・キホーテ組曲


上演時間は、だいだいだが、第1部と第2部が各30分、第3部&フィナーレが約40分、間に15分の休憩が2回、といった感じ。


第1部のブリリアント・プロローグは、8〜12人ずつのヴァリエーションが中心。それを、全員による冒頭のポロネーズとコーダで挟む構成。統一された白いコスチュームで踊る。

第2部のバレエ・コンサートは、「コッペリア」よりパ・ド・ドゥ、「海賊」よりパ・ド・ドゥ、「海と真珠」よりパ・ド・トロワ、「フックト・オン・バロック」。

そして、第3部は「ドン・キホーテ」からの抜粋。

(メンバーは、全員が登場するシーン&フィナーレのほかに、第1部のヴァリエーションと、第2部か第3部のどちらかで踊るかたち)


ブリリアント・プロローグはヴァリエーションの連鎖が目に楽しく、見ごたえがあった。

うれしかったのは、第2部で、石井清子氏の創作「フックト・オン・バロック」が見られたことだ。

石井清子「踊りに心を紡いで」(ウィズダム出版)のなかに、氏の作品のひとつとして「フックト・オン・バロック」の舞台写真が載っていて、同書を読んで以来、「フックト・オン・バロック」が見たいと思っていたのである。想像以上のおもしろさで、大満足。もう一回、見たいものだなぁ…

ドン・キホーテ」も楽しかったが、「ポルカ」と「キューピット」がかわいくて、とくに印象的。また、キトリを踊ったひとが上手くて、踊りに魅力もあった。(その三浦志乃さんは、最近のコンクールで上位入賞しているのですね)


カーテンコールの最後には、演出の石井清子氏と指導の面々も舞台に登場して、幕。

第4回も、楽しみにしたい。