林芙美子


平林たい子の「林芙美子」を読みたいと思っていたが、昨日になって、講談社文芸文庫で入手出来ることを知った。なんてこったい。どうして、もっと早く気が付かなかったのだろう。おそまつ…


平林たい子林芙美子宮本百合子」(講談社文芸文庫、1300円税別)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1983490


[追記]
光が丘へ行く途中、池袋の書店で購入。バレエを見る合間に、少し読み進めたが、なるほど面白い。この本を読むと読まぬとでは、林芙美子についての見方がちがってしまう。林芙美子を知るには基本中の基本文献のひとつだろうが、「放浪記」鑑賞のお供としても必須。
母キクとの関係、その母の生き方(男性遍歴)が芙美子に及ぼした影響から書き起こしていて、冒頭から核心を衝く筆致。芙美子に親しく目をかけて、進学の相談に乗ったり援助をしていた小学校教師がいたという事実も、関心をそそる。

・・・ということで、後半を読み継ごう。