猫の病(やまい)篤く


飼い猫のにゃんころげの具合がよくない。

この3か月ほどは、食が細くなり、また、食欲に波はあっても元気は保っていて、遊ぶし、走り回ってもいたが、最近の数日は様子がちがう。夜は誰れかの布団にいっしょに寝ていたのに、ひととはくっつきたくないのか、ひざの上にも乗らなくなった。いままでは輸液や注射で食欲が戻っていたのが、先般は、治療がかえって負担になったらしく、病院へ行った翌日にぐったりして動けなくなってしまった。しばらくして回復したが、どこか儚い風情で、また、ひと回り体が小さくなったようでもある。腎不全なので、いつ容態が悪化してもおかしくなかったのだが、連日の寒さも堪えたか。
予断を許さないことになって来た。

嗚呼、にゃんころげ…