平安女学院か、福岡女学院か。


日本で最初にセーラー服を導入したのは、福岡女学院平安女学院かで、セーラー服発祥校をめぐる波紋が広がっているとか。


10月6日付毎日新聞の記事。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071006k0000e040047000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071006dde041040065000c.html

学生服大手「トンボ」(岡山市)が、制服資料の展示施設をリニューアルするため学校史などを調べたところ、1920年に平安女学院がセーラー襟の付いたワンピースの洋服を制服に採用していたことが判明した。平安女学院は「導入時期は学内で知られていたが、日本初だとは確認していなかった」と説明する。
これまでは1921年導入の学校法人「福岡女学院」(福岡市)が発祥とされてきた。福岡女学院は「今のスタイルはうちの制服が起源だ」と、一歩も譲らない構えだ。


発祥校論争はとりあえず置いて・・・

桑名里瑛ちゃんが出演した、2006年12月22日(金)放送の「未来創造堂」(日本テレビ)のなかのドラマ『セーラー服を作った男 太田豊吉』では、当時の福岡英和女学校(現・福岡女学院)の校長で宣教師だったエリザベス・リーの依頼で、福岡の洋品店主 太田豊吉が作ったもので、動きやすいようにスカートにひだを入れたのがアイデアとされていた。

未来創造堂のサイト
http://www.ntv.co.jp/mirai/
の、過去の放送の「036」が該当の放送回で、詳しいあらすじが載っている。それによれば、太田豊吉の名は、同校の学校史のなかにしか残っていないという。


関連の過去ログ。
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20061216/p1


[追記]
平安女学院が件のセーラー服を復元、学校説明会で披露したという記事。

http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20071027/p1