演劇界月報


「演劇界2007年4月月報」につづいて、「演劇界2007年5月月報」(演劇出版社)を購入した。

歌舞伎公演の劇評と舞台写真(表紙・裏表紙はカラー)からなり、両月ともに、表紙込みで20ページ。

この内容で、頒価が300円というのは、手頃でいい。

資料という意味では、配役が、いわゆるメインキャストのみで、脇の出演者や子役が載っていない不満はあるが、冊子として体裁がよく、従来の「演劇界」本誌よりも、むしろこれで充分ではないか、とさえ思う。


なお、新創刊となる「演劇界」9月号は、8月5日発売と予告されている。(新創刊の前に、もうひとつ月報が出ることになるのだろう)
[追記] 歌舞伎座 七月大歌舞伎の筋書きに掲載の広告によれば、創刊100周年記念リニューアル号「演劇界」9月号は、定価1200円で、8月4日発売。とのことだ。