明治座のニュース、2題

スポーツ紙サイトの芸能ニュースから、明治座の舞台に関するもの、ふたつ。

11月公演、「日本橋物語3 最愛のひと」(3日〜26日)の記事。

三田佳子「はんなりした舞台に」(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20061028-109444.html
舞台初共演の三田佳子北大路欣也が演じる夫婦は、『1月に亡くなった明治座の三田政吉前会長と妻の利子さんがモデル。三田は「奥さまにお会いしたことはないのですが、はんなりした雰囲気が出せれば。69年の初舞台から50公演目なので、いい舞台にしたい」と意気込んでいる。



三田佳子「気張らず“はんなり”と」…舞台50公演目「最愛のひと」(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061028-OHT1T00041.htm
三田は1969年の「大菩薩峠」(新橋演舞場)で初舞台を踏んだ。「驚いたり、つまずいたりしながらやってきました」。
人形町の老舗料亭の女将(おかみ)として実業家の夫(北大路欣也)を支えた71年の生涯を演じる。前会長夫人を知る明治座関係者が三田に雰囲気が似ているということで依頼し実現。三田は「(物語は)20歳からで白無垢(しろむく)も着させてもらいます。気張らずに“はんなり”とした山の手の江戸っ子の心意気を出してみたいと思っています」と意欲をみせている。

子役の出演もあるし、「最愛のひと」は、11月の注目の舞台。前会長が、料亭から明治座の経営に乗り出したという、劇場の歴史みたいな部分もえがかれると面白そうだけれど、どうかな?



2007年10月に、明治座で「大奥」を上演するという記事。日刊スポーツより。
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20061030-110352.html
テレビドラマを舞台化する、というかたちになる模様。

今回の舞台化では、最高視聴率17・3%を記録した第1シリーズとほぼ同じ設定。出演も大奥総取締の滝山に浅野ゆう子、将軍家茂に嫁ぐ皇女和宮安達祐実、奥女中初島木村多江とテレビ版と同じ顔触れで、重厚な時代劇の中で笑いを巻き起こした奥女中トリオ「大奥スリーアミーゴス」の鷲尾真知子山口香緒里久保田磨希も登場。また、家茂の母・実成院は江波杏子がふんする。スタッフもテレビ版と同じく、演出を林徹氏、脚本を浅野妙子氏が担当する。



「大奥」といえば、2007年3月には、月光院を主人公にした佐久間良子主演の舞台が御園座で上演される。
http://www.misonoza.co.jp/enngeki_folder/nenkan/nenkan_2007_03.html