浮世柄比翼稲妻



先日、制作発表会見があったという「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(金丸座、4月6日〜23日)。



今回は、第二部に「浮世柄比翼稲妻」、浅草鳥越山三浪宅の場と吉原仲之町の場だから、山三浪宅の場で禿衆が出るはず。花魁道中の禿ふたりと、葛城太夫のおつかいの禿はみどりちゃん。「お国さん、帰りなんしたかえー」とか「おいらん、ござんしたかえー」とかいうの。お国は、顔にあざがあって、名古屋山三のところで水仕奉公をしているのだよね。で、お国の父の又平が敵方の悪いやつで、山三に毒を盛ろうとするのだけれど、結局自分が毒に中り、お国もそれを飲んで果てるのである。

それから、濡れつばめの大和屋と目にも三升の市川さんとの、鞘当。