『ずっと信長だけどね』



12月28日付朝日新聞夕刊の、1月新橋演舞場、2月大阪松竹座で「信長」に主演する市川海老蔵の記事より。



2004年からの襲名披露も終えて、挑む時代劇。祖父(十一代目團十郎)のために書かれ、自身も演じた大佛次郎の「若き日の信長」について、「祖父がうらやましく、悔しかった。自分のために書かれた台本がほしいと思った」

今回は、齋藤雅文による書き下ろし(西川信廣演出)。



 台本を読みながら「自分のことでは」と思い当たる節もあったという。  

 「目の前のことに集中すると、人から呼ばれても無視しちゃうところとか。それと、3人の武将の性格は人の一生に置き換えられると思う。信長は青年期、秀吉が中年期、家康が老年期。オレは年を重ねても、ずっと信長だけどね」



・・・平成の海老さまは、『ずっと信長』なのだって。