ノーパンツ・ガールズ
テアトル池袋のレイトショーで「ノーパンツ・ガールズ」「ノーパンツ・ガールズ外伝」「大人になったら」他1本を見た。
函館港イルミナシオン映画祭、第7回シナリオ大賞短編部門グランプリ受賞作「ノーパンツ・ガールズ」を映画化したもの。
シナリオをそのまま映画にしたのが「ノーパンツ・ガールズ」(11分)。その主役の女の子3人が小学生のままで身体が大人になってしまったら…というアレンジを加えて映像化したのが「大人になったら」(23分)。「ノーパンツ・ガールズ」のなかで、女の子3人組のうちのひとり、このみが語るエピソードをふくらませてサイドストーリーを創ったのが「ノーパンツ・ガールズ外伝」(17分)。
ということだと思う。
「ノーパンツ・ガールズ」 武井真理、荒井萌、永井杏の3嬢(←映画のなかでの身長順)でいちばんいい役なのは、「外伝」の主役にもなる荒井萌ちゃんで、使われているパンツもかわいい(笑)。
「外伝」は、出て来る女の子たち(&むかしは女の子だったひとまで)が、次々に、パンツを脱いでは川へ投げ、脱いでは投げて、爆笑シーンの連続。橋の下であいびきしていた中浜奈美子ちゃんも、もちろん投げる。ノーパンツ3作では、これがいちばん面白い。バックに流れる、めちゃくちゃな(?)歌詞のうたもインパクトがある。
「大人になったら」は、小学生のなかに、大人の身体になっている3人がそのまま存在して、その違和感から滲むおかしさと、アンバランスさから生まれるいやらしさが、強烈。教室で、先生が突然、小さな女の子になってしまうのには、意表をつかれて大笑い。(ところで・・・登り棒って、そんなによいのか?)
パンフレットが、500円。
公式サイトにはクレジットされていないが、山本愛莉ちゃんが出ている。