モーツァルト! 10月13日昼(中日劇場)



10月13日(木)は、中日劇場で「モーツァルト!」を観劇。



朝方、にゃんころげが「ニャン」といって部屋に来たので、ころげはかわゆいのぉ…と、いっしょに布団のなかにいたら、二度寝入りして寝過ごした!

が、30分で準備を済ませて家を出、名古屋に着いてみれば、まだ11時。

駅となりの、タカシマヤの三省堂で本を買おうと、11階まで往復して、くたびれた。





昼公演で、12時開演。

中川晃教のヴォルフガングに、高橋愛子のアマデ。



「僕こそ音楽」をうたったあとのヴォルフガングに、(ピアノの向こうから)アマデが譜面帳を差し出したとき、ヴォルフガングが受け取り損ねて手にぶつかって、ピアノの上から譜面帳が落っこちそうになり、ふたりであわてておさえ、顔を見合わせちょっと苦笑い…というハプニング(?)が面白かった。



プラター公園では、中川版おなじみの「いくいく」が聴けたので、重畳。

ソロをうたっているときヴォルフガングのコートのすそがめくれて、しばらく肩に乗っかったままだったり、二幕ではアマデに首を締められたあと、茶色いシャツのすそがめくれ上がって、背中からおなかまで(マイクの本体も)、かなりの露出度だったりした。



高橋愛子さんのアマデは、シーンによってはふてぶてしさが見えて、充実に加え、演技の大きさを感じた。

「僕はウィーンに残る」でのヴォルフガング「乱入」では、この日の高橋アマデは、下手本舞台の手前で立ち止まることなく、そのまま走っての登場で、新味もあった。



二幕で、ヴォルフガングの首を絞めると、アマデの赤いコートの右そでに、ヴォルフガングの汗でしみがつく。…終演後はどんなお手入れをしているのだろう、などと思う。





カーテンコールは、早々から一路真輝さんのファンらしき方々がスタンディング状態で、それにつづいて多くのお客さんがスタンディングオベーション。そのまま、追い出しのオーケストラ演奏に突入。



最後は、中央カーテンが開いて、中川さん(けっこう勢いよく出て来た)・愛子嬢が登場。胸に手をあて、拍手を受けるヴォルフガング。(アマデと)交互に投げキスを2回ずつ。

お辞儀のあと、ふたり舞台の奥へ下がって手を振るうち、カーテン閉まって、了。



今月の名古屋観劇では、いちばん良い席(もっと前列もあるものの、端のほうだから)で、臨場感を楽しんだ。





帰路のお供に「モーニング」を買ったら、人気猫マンガ「チーズスイートホーム」が載っていて、ラッキー!!でも、チーが見つかって捕まりそうになったところで終わっちゃった。

観劇の余韻とともに、チーのつづきも気になるのであった。