いかレスラー
15日の深夜(=16日未明)、テレビ東京で放送された映画「いかレスラー」を見た。
河崎実監督作品といえば「地球防衛少女イコちゃん」が知られているが、この映画も、あのノリ。
一般の鑑賞に堪える映画とは思えない。「テレビ東京」で「深夜」に見るにはともかくとして、これにお金を払ってしまったら、後悔は必至だ。
「いかいかいかいかいかレスラー いかいかいかいかいかレスラー いかしてるいかレスラー♪」
全然イカしてない、といいたいが、この歌詞はイカしてるのではなく、いかをしているという意味なのか…
西村修がいかレスラーで、野上彰がたこレスラー。ふたりで、まじめにプロレスやってくれたほうが、よっぽど面白い。
いかとたこが闘って終わりかと思っていたら、たこに勝ったいかが夫婦で買い物していると、そこをしゃこボクサーが襲撃するという、シンによる猪木襲撃を彷彿とさせる場面から、次は、いかとしゃこの対決に。最後はいかレスラーが勝利するが、しゃこボクサーこそ、いかとたこの父親で強道山だったという秘密が明かされるクライマックス。
日本のプロレスのパロディだ。
そして、いかは人間に戻ったのに、生まれた子どもはいかの姿で、「終」となるのであった。どう育てるつもりか、いかしてる赤ん坊を!