映画「FLOWERS*」



舞台挨拶 につづいて、映画「FLOWERS*」を上映。





別れたはずの彼女が戻って来たと思ったら、スミレちゃんが狙われているから匿えといい、あれよあれよという間に、お家が、「敵」に備える彼女たち7人の秘密基地にされてしまう。その理不尽なシチュエーションに巻き込まれる主人公(袴田吉彦)と個性的な登場人物たちが生み出す場面場面の面白さ、おかしみが格別だ。



シンジンゲン(こと「幻魔七人衆」=今宿麻美、春名美咲、陸守絵麻、でんでん、小林明実、吉永雄紀、杉浦太陽)が人類のために「敵」と戦っているなんて本当なのかな、と思って見ているうちに、映画のなかの虚実に、まんまと誘い込まれてしまった。



いよいよ「敵」との戦いのときが迫っているというのに、泣いている女の子(今泉野乃香)のために、みんなして、いなくなった犬を探しまくってしまうような強引な展開を、面白く見せてしまうキャラクターや、セリフのやりとりの妙が、この映画の味わいといえそう。





スミレの春名美咲ちゃんは、スクリーンのなかでいきいきとして見え、はつらつと演じて、魅力的だ。 モクレン(でんでん)が菊川(袴田)に、シンジンゲンについてのレクチャーをするシーンでの、スミレの表情が、楽しい。



終わりのほうでスミレちゃんが着ている、胸にピンクのハートがついている黒い服(映画では、上に白いポンチョを重ね着していて、とても かわいい)は、あれ、今年1/15放送の「科学大好き土よう塾」で着ていたのだよね?



エンドロールのときに出るスナップ写真が、どれもナチュラルで、いい感じ。美咲ちゃんが、にゃんこといっしょに写っていて、いいな。





私も、スミレちゃんに 200円あげるから、予知能力で宝くじを当ててもらいたいなぁ、と思ったのでした。



ガラガラガラガラガラ…と、うがいをすれば、とりあえず、シンジンゲン気分(笑)。